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   所 長 挨 拶
 草津市立教育研究所  所長 木村 弘子

  4月1日付けで、所長に就任しました木村弘子です。どうぞよろしくお願い申しあげます。
 数年にわたるコロナ禍が、人との接触制限、コミュニケーションの遮断という大きな環境の変化をもたらし、それによって、子どもたちのメンタルヘルスが悪化していると言われています(ユニセフ「世界子供白書2021」)。元より子どもは社会の中で育まれるべき存在ですが、コロナ禍以前の生活以上に様々な要因から傷つき、不安感や無気力感に襲われ子どもの心が蝕まれている状況があります。

 世の中の先が見えない時代だからこそ、他者と向き合い対話をする中で、他者の思考を理解し、自身の思考を深めることが必要であると考えます。「どのように学ぶとよいのか」「学ぶことで何が得られるのか」、また、「どのように生きると幸せになるのか」「生きていくことにどのような意味があるのか」といった「学ぶこと・生きること」についての意味を子どもたちとどう語るのかということが、問われているように思います。

 「教えるとは希望を語ること。学ぶとは誠実を胸に刻むこと。」とフランスの詩人ルイ・アラゴンの言葉にあるように、今のような時代こそ、子どもと、一人の人間として大人が未来や希望を語る意味があるはずです。
 
 さて、教育研究所の事業は、教員の研修、調査研究、教育相談、スキルアップの大きく4つあります。学び続ける教職員への支援、不登校等学校不適応児童生徒への支援の充実に努めてまいります。
 全国的に、不登校等学校不適応児童生徒が増加していますが、草津市でも同様の傾向が見られ、不登校対策を重要な課題としています。当研究所では、適応指導教室等の相談事業を活性化するだけでなく、児童生徒支援課との連携を強化し、市・県のSSW派遣、効果的なケース会議や関係機関との連携のコーディネート、教育相談主任のスキルアップに向けた研修等に積極的に取り組んでいきます。また、不登校の未然防止や早期発見に向けて、教育研究所のスーパーバイザーによるモニタリングを実施し、先生方を支援していきます。お気軽にご相談ください。
 最後になりましたが、不登校等学校不適応の子どもや保護者をサポートできるように、また、先生方をアシストできるように「チーム研究所」で取り組んでいきたいと思います。草津の子どもたちのために学校と連携しながら、子どもたちや先生方に寄り添い、共に前へ!!
 皆様のご支援ご協力をよろしくお願いします。